まずは知識の獲得と万全の準備から
テレビやエアコン、パソコンなどの電気製品を自作する人が増えています電気製品の自作には相応の知識と技術が必要になり、素人が簡単に手を出せる範囲ではありません。しかし、十分なスキルを身につけることが出来れば、少ない費用でスペックの高い電気製品を作ることが可能です。まず、作りたい電気製品の構造やシステム、必要となるパーツや道具、そして作業に伴うリスクなどの知識を備えましょう。
電気製品の自作に伴うリスク
電気製品には必ず様々な事故のリスクが伴います。パーツやコードで転倒したり、精密機器の小さな突起でも怪我をすることもあります。また、手を加えた電気製品が使えなくなってしまう可能性は勿論、些細な失敗が感電・火事といった大きな事故に繋がる恐れもあるのです。このような危険を回避するためにも、リスクを把握することはとても大事です。
リスクの内容を調べて対処することが大事
自作したい電気製品に合わせて、伴うリスクを十分に把握してから作業に取り掛かりましょう。ただし、いかなる製品の自作においても、パーツの紛失・破損といったトラブルが発生しても、メーカーに頼ることができないため自力で対処する必要があります。また、引火の危険性があるものは別の部屋に置く、転倒・感電の恐れがあるコード類はまとめるなど、周囲や自身の安全性なども十分に確保した上で作業しましょう。
電気製品の自作には購入にはない「楽しさ」がある
電気製品の自作にはリスクが伴いますが、十分な知識と準備があれば回避することは可能です。電気製品の自作には「自分で作る楽しさ」という最大のメリットがあり、完成品の購入では決して得られない満足感が味わえます。十分な知識を得たら、万全の準備を行って自作に臨んでみましょう。
プリント基板設計の手順としては、最初に回路図とBOMと呼ばれる部品表を作成することが一般的となっています。